愛すべき世界の忘備録

ドルステとわたし

ドルステとわたし ②―奇跡の軌跡―

こんにちは。
https://yoe7753.hatenablog.com/entry/2022/05/26/175649
にてドルステとの出会いを語らせていただいたが、引き続きこちらで思い出を語っていこうと思う。
自分自身のドルステ史をひとつひとつ書こうとしていたが、全部書いてたらネルフェス2024が終わってしまいそうなので抜粋にしておく。

 

その前に私のドルステ人生に欠かせない人物をここで紹介しようと思う。
友人のC氏。学生時代から十数年の付き合いがある彼女だが、私がオータムの円盤を見てすぐの頃の飲み会で「なんかヤバい舞台がある!!!キャストとキャラが似て非なる人!!!」と興奮交じりに話したところ彼女もあれよあれよという間にドルステに落ち、以降数々の現場をともにすることなった。
ドルステだけではなく「なんかヤバい〇〇がある!!」のテンションにいつも乗ってくれたり見守ってくれたりするC氏をはじめとする友人らには感謝してもしきれない。\いつもサンキュー大切な友人達/

 

E.T.L vol.4 ・4+】

2ndスプリングで晴れてAWデビューした私。
舞台作品としてドルステを楽しんでいた私に転機が訪れたのはこのイベントだった。
所謂「演劇」である第一部がないライブパートのみで構成されたライブ(もちろんお友達である「役者」が「演技」をしているのではあるのだが)に、「演技」を一切感じさせない、純度100%の、キラキラ輝くアイドル達がそこにいたのだ。

思い出深い出来事が3つ。

ひとつがETL4のラストの回、前売り券を入手することができなかった私と友人はなんとか当日券(たしかこの時は現地抽選だったと思う)をゲット。奇跡的に最前2連。あまりの運の良さに思わず受付で友人とハイタッチをした(迷惑行為はやめよう)。
そんな中で始まったETL。コラボドリンクを飲み干しながらうっきうきで紫のペンライトを振っていたが、アキラが絡みに行ったのは隣に座る赤いペンライトを振り、ヤマトのうちわを振っている友人C氏だった。その隣に、最前に、紫のペンライトを振る人間がいるにも関わらず。

後にアキラが赤リボンに絡みに行くのがお約束だと知り「なるほど歪みない!!!!!!SUKI!!!!!」となったがその瞬間はちょっとだけ担替えを考えた。それでも最後にフォローなのか???と思えるような指差しがあったのは彼の優しさなのだろう。

<余談>
そんな赤リボンの友人C氏。ことあるごとにアキラに喧嘩を売るうちわ(「ヤマトは渡さない」etc)を持って参戦していた彼女だったが、暁の章初日、喫茶オレンジにアキラが登場したとき、彼女がヤマトのうちわを見せたところ、颯爽とそのうちわを奪われるというサプライズが起きた。彼女が愛を込めて作ったヤマトのうちわをアキラがドヤ顔で持っている姿を見たら、長年に渡る彼女の戦いが報われたようで私も嬉しかった。

 

 

前説でうちわ弄りがある可能性があったとはいえ初日にヤマトうちわを持っていくことも #ドルステトンチキエピソード の一つだと思う。
</余談>

 

ふたつめ。
宇宙人は地球人の平日・休日概念を理解していないのか、この頃のイベントは平日に開催されることが多かった。
ETL4+は仕事のため初回には入らず夜公演が初見だったが、その日に初お披露目となったのが「無重力LOVE」。
独特すぎる振り付けと唯一無二すぎるキャップの歌声、「アインシュタイン敗北宣言」という謎すぎる歌詞。一気にこの曲の魅力に引力のごとく引き寄せられてしまったが、なにより心に残っていたのは客席のコールの完成度だ。
もう一度言うが、私がその時入った公演は初日の2回目の公演である。つまり客席も2回目、もしくは初見の人もいただろう。
しかし、なんの迷いもなく客席から上がったコールは「あっこのジャンルってファンもヤベーやつだ」と思わせるには十分すぎるものであった。
この「ヤベーやつだ」という感覚。言語として表現するのは難しいのだが、決して悪い感情ではない。私がエンタメに触れるにあたって重要視しているもので、これを感じたものについてはだいたい長い付き合いとなっている。当時はそんな自己分析はできなかったが、あの時感じたものは決して間違いではないのだと今なら胸を張って言えるだろう。

 

そしてみっつめ。私の推しを決める最大の出来事である。
先日の記事でも記載したが、私は眼鏡キャラが好きである。正確に言うと「めんどくさい」か「世話焼き」な「眼鏡」キャラが好きである。
CHaCK-UPのビシュアルが公開されたとき、土星人★ドットは裸眼だった。いかにも眼鏡をしています。というシルエットにも関わらずにだ。
そんな現実に打ちひしがれ、ダンスに惹かれたミミタを推して行こうと決めた矢先、ETL4+で土星人は眼鏡(のちにダブルリングと呼ぶことが判明する)をかけてきたのだ。二度裏切られた気分だった(クソデカ誇張表現)
もちろんドットさんの魅力は眼鏡だけではない。しかし、CHaCK-UPがまだ謎のベールに包まれていた当時の私にとって眼鏡は大きな要素すぎたのだ。

こうして青と橙の狭間を彷徨う日々が始まったのである。

 

 

【CHaCK-UP】

そしてついに始まったサマートリップことCHaCK-UP本公演。あらすじ公開時にまさかの宇宙人達は地球人であること、そして芸能科に通う学生であることが判明しTLが騒然となったが、当時のツイートを漁ってみたら芸能学校説は4月の時から出ていたようだった。

 


2014年8月30日。前日は学生時代から付き合いがある友人らと各々自ジャンルのプレゼン会を開催した。私とC氏はプレゼント◆5と三日月を布教し、15時から翌28時までDVDを見たあとにサマトリ初日を迎えるという今では到底できないスケジュールで動いていた。若いっていいな。
そうして迎えた初日。あの宇宙人のチャックの中はどんな人間なのだろうか。期待に胸を膨らませ、ロビーに飾られていた彼らの粘土細工に手を叩いて笑いながら幕を開けた舞台。そこにあったのは私が想像するもずっとずっとキラキラとした青春に包まれた世界だった。

天宮は確かに天才だった。ダンスでも、歌でもなく人の心を動かす天才。
天宮だけではない。火山。美野、美波、鳴上、土岐原。誰もが欠点と才能をもった、紛れもない輝きを持った原石。
凸凹な彼らが一つになる姿を見て、私は自然と涙を流していた。

ステージという狭くて広い宇宙の真ん中で輝き出した彼らは、どうしようもなく私の心を魅了したのだった。

さて、先程眼鏡と性癖について語らせてもらったがここでもう一度挙げておく。
私は「めんどくさい眼鏡」か「世話焼きの眼鏡」なキャラが好きである。
土岐原穣を見て何も思わないはずがなかった。白發中揃った大三元である。
更に加えると、昔から特撮オタクであった私は戦隊の青が好きになる呪いにもかかっている。

ETL4+で始まったオレンジと青の間を彷徨う日々は続くのであった。

私のドルステ人生において、CHaCK-UPと駆け抜けた日々が一番濃かったのかもしれない。2ndスプリング、ETL、コスメン、コミジャ、エピゼロetc、お友達の活動を含め、たくさんのものを貰った。応援を通して友達もできた。
彼らが輝く活動の隣に、私の第二の青春もあったのだ。

<余談>
物を数えるのが好きなオタクなのでサマトリ前後の公式ブログに掲載されたCHaCK-UPメンバーのツーショット数を数えたことがあるんですが
サマトリが終わる前までキャップとミミタのツーショットって限りなく少ないんですよね(確か1、2枚だったと思う)。
きみちゃんと美波の関係性を考えると細やかすぎる演出に震えるし、そこまで徹底して世界観を創ってくださる運営さんには感謝しかないのである。
</余談>

 

 

E.T.L vol.5 】

今は亡きアイアシアター。学園祭なら土日にやってくれとの叫び声は宇宙人には届かず、またしても平日開催となったこの公演。
その日は学生時代の友人を加えた3連での参加だったが、当時作ったうちわがこれ。

 

無重力LOVE専用アインシュタイン敗北宣言うちわである。
ノリと勢いで作ったのだが、ちょうどキャップが該当の歌詞を歌っているときに目線が飛んできたのだった。

エステランサ・レイリンボン・ティターナー7世は宇宙の大天才か?????

と思った瞬間である。
今までもアイドルとうちわを介したコミュニケーションをしていた自覚はあったが、ここまでうちわのコミュニケーションが深いものだと知ったのはこの瞬間が初めてだったのかもしれない。

 


ネルフェス2014】

大学の入卒業式以外で初めて訪れた武道館。
プレゼント◆5、血の雨と無恥、三日月、フルムーン、CHaCK-UP。夢のような大舞台に立つ彼らを見て、「次はネルケのゲスト枠ではなく単独ライブだ!!」とAWの私が叫んだ。
それは難しいかもしれないが、今なら声を大にして言える。ネルフェス2024。いつまでも待ってます。
<余談>
公演前に土星人の聖地巡礼として砂町銀座商店街を訪れたが、ドットさんは例のおでん屋さんのご店主に「あの着ぐるみ」と言われていた。
</余談>

 

 

【コミックジャック】

円盤に収録されていまいが忘れはしない。
宝の地図のペアダンスでミミタとドットの回があったことを。
サマトリの握手拒否を彷彿とさせるような振り付けがあったことを。
私は絶対忘れたりはしない。
というより今からでも良いからペアダンス全員分の映像を出してくれ。

このときにはもうミミタのお友達である本田さんに大きな仕事が決まっていたことはわかっていた。
千秋楽の日、カーテンコールで彼が声を詰まらせたのはきっと忘れないだろう。

 

 

【CHaCK-UP ~ねらわれた惑星~】

ミミタがスリープモードに入り、美波が留学した公演。
当時は「ミミタがいないこと」と「本田さんに大きな仕事が決まったこと」がリンクしてしんどささえ覚えたが、「不在」を「物語」にすることにより彼の存在を描いてくれたことは運営なりの優しさだったのだろう。
そしてヘルプクルーとして参加することになったポミィ。「美波旅生の弟」としても「ミミタ不在を支えるクルー」としてもとんでもない重圧があったと思う。そんな中、彼の笑顔は優しかった。

 

「次に宇宙人が来るなら海王星人だろう!!!」と言って初日に持って行ったうちわ。

結局、海王星人ではなく冥王星人だったのだが、その後の展開を考えると私は予言者だったのかもしれない(???)

 

E.T.L vol.7 】

CHaCK-UP初の4都市ツアー。残念ながら福岡公演には行くことができなかったが、濃密な期間を過ごすことができた。
橙TOが暴走して土星民族のコスプレをしていたが、一介の橙チャームも同じ恰好をしたところ、ドットさんから爆レスをいただいた。彼もなにか思うところがあるのだろう。

 

E.T.L vol.7名古屋公演と2色のペンライト】

ここから先はあまり良い話ではないけれど一区切りということを免罪符に書いていこうと思う。
ミミタがスリープモードに入ったことで、必然的に青いペンライトを振る機会も少なくなった。
今日は青とオレンジどちらを振ろうか、なんて迷うこともなくなり、着ていく服もオレンジ一色となった。
そんな中、当時のTwitterでもあまり口にすることはなかったが、どことなく罪悪感を覚えるタイミングもあったのだった。
単推しのチャームさんやジュジュやキャップに願いを託したチャームさん。そんな中私はドットさんに逃げてしまったのではないか、と。なんだか申し訳なくなって、けれど申し訳ないと思うことすら申し訳なくなって、いつしか私はTLの外では言外に橙チャーム単推しのような振る舞いをするようなことが多くなった。もちろんアイドルの応援は楽しかった。心からそう言える。しかし、ほんの少し影が差す瞬間は確かにあったのだった。
そんな心持ちの中開催された名古屋公演。
ここだけのミミタの目覚め。自分は青を振っても良いのだろうか、もしかしたらこれが青を振る最後のチャンスになるかもしれない。そんなことを考えながら、迷いに迷った挙句当日は青と橙両方のペンライトを振った。ドットさんからは頷きを貰い、ミミタからは客降り中に立ち止まっての指差しを貰った。
なんだか許され、悩み抜いたことが報われたような気がした。

この「許された」という感情。私がドルステを追うにあたり時折遭遇する感情である。
誰かしらの人を「推す」オタクにとっては身近な感情なのかもしれないが、色とりどりのアイドル達が輝く中、いつもと違う色のペンライトを振ったり、2色振ったりすることに対して罪悪感を感じる人も多少なりともいると思う。もちろん多色推しをするのはその人の自由だし、そうした推し方をする人をどうこう言うつもりはない。
しかし、自分の中の感覚として、1グループ内の多色持ちは少しだけ浮気をしているような錯覚に陥るのである。
そんな中でドットさんとミミタ、両方からファンサを貰えたことは私にとって「許し」だった。ずっと降り続けていた長い長い雨がやみ、雲間から光がさしたような気分だった。

もちろんこの罪悪感と「許された」という感覚は非常に暴力的な己の中の一方的な感情であり、本来ならばアイドルである彼らにぶつけるのは健全なものではないのかもしれない。しかし、アイドルという偶像を信仰する我々は、さながら懺悔室で祈る信徒だ。その上、彼らは本来舞台の世界という虚構から生まれた存在である。その虚構を「本物」の「偶像」にするのもまた、ファンという信徒にも似た存在であるのだ。

こんな思いをしたにも関わらずGS382withアキラだと青を振って良いのか紫を振って良いのか散々悩み、許しを請うことになるのはまた別の話である。

 

 

【みんなでドルフェス2015】

2015年10月15日。
ドルステ民にも忘れられない1日。
ドルフェス2015終盤、ヤマトくんからプレゼント◆5の活動休止が伝えられ、そして彼らが歌った「空に落ちる」。
泣きながら紫色のペンライトを振っていた私だけれど、曲が終わり、CHaCK-UPが出てきてもペンライトの色を変えたら全てが終わってしまう気がしてボタンを押すことができなかった。なんなら"今出てこないでくれ"とも思ってしまった。
それでも彼らは優しかった。

「離れたらみんな忘れちゃう 仕方のないことだよ」
「冗談だろ? 俺が忘れるわけないだろ 俺達友達だろ」

彼らが歌った「アルタイル」。曲の後半になってもまだ紫色を振っていたとき、ふとドットさんと目が合ったのだ。
その時の微笑みが「それでいいんですよ」と言っていたような気がした。
もしかしたら箱推しの紫色だと思われたのかもしれない。
今思えばお友達の大きなお仕事が決まり、この先マル簡単には会えなくなることを示唆した曲でもあったが、それでも、なんだか自分の心をそのダブルリングで見通されているような気がした。
そしてその時の彼の表情で彼らがどれほど私達の心に寄り添ってパフォーマンスをしてくれていたのか、この曲がドルステに関わる人達すべての想いを背負っていることを実感したのだった。

<余談>
当日泣きすぎたせいで翌日声が出なくなり、仕事中は風邪を引いたのかもしれません~と誤魔化していたところ取引先にはガチめの心配をされ、偉い人からは「今日はもう電話に出ない方がいい」と言われ、人の優しさを知った1日でもあった。
</余談>

 

実はドルフェス2015のDVDは届いた時に1度見ただけで封印してしまっている。
そのためプライムーン&GS382のリリイベのOPでDolly dayが流れたとき。なんの曲だかすぐには分からなかった。
しかしドルステと希望をもって一区切りを迎えた今ならきっと笑顔で当時の彼らを見ることができると思うので、キラキラした思い出の宝箱をもう一度開けてみようと思う。

 

 

【エピゼロ】

この「エピゼロ時空」という概念において、舞台構成、そして天宮の天才的所業において色々語りたいのは山々なのだが、初日最前ドロシーさんゼロズレの衝撃はヤバかった、ということのみ記しておく。

 

 

【アンプラネット】
【アンプラネット―ボクの名は―】
【アンプラネット―Back to the Past!―】

ひとまとめにして申し訳ないが、アンプラネットはこの3公演の繋がりなくして語れはしないだろう。
CHaCK-UPの後輩としてデビューした彼らは本物の宇宙人。ドルステがファンタジー路線に舵を切ったことに不安を感じなかったわけではなく、離れ離れになった家族と再会するという目的を果たすための手段としてアイドルの道を歩んだ彼らを本当に愛せるかどうか心配になったりもした。途中で推しの身体が変わるし。


だからこそ、BttPでアイドルとしての居場所を見つけた彼らを見て心から嬉しかった。アンプラネットは「アイドルの物語」ではなく「アイドルになるまでの物語」であったのだ。
そして、「ボクの名は」で久し振りにお姿を拝見した祐様。2015年以来の再会だったが、何一つ変わらない姿と愛で私達アムールを包んでくれたのだった。
祐様を前にすると自然と背筋が伸びる。彼が笑ってくださる限り、できるだけ淑女でいようと心に決めるのであった。

 


E.T.L extra ~Volume上げてRising★ハイ!スペーストリップに出発だ!~】

CUFの面々が個々のお仕事で忙しくなる中、CHaCK-UPのメンバーも全員は集まれなくなってきた頃に開催された上映会は私にとって希望でもあった。
映像とはいえ、CHaCK-UP全員が集まった姿を見ることができたのだ。
特に初演の年はマルのお友達が地球を守っていた頃で、戦隊のレッドを務めるキャストがモデルや雑誌の仕事ならともかく他社の映像作品に出演することは極めて珍しい。関係者各位の涙ぐましい努力と愛が垣間見えてこちらも目一杯楽しまなければ!という心持ちにもなった。
映像ならではの演出を使った楽曲の数々、そして選抜生の日常も描いた「アルタイル」。映像ではあるが、確かに彼らはそこに生きて存在していたのだ。
CUFやアンクラのトンデモ発言(大半崎山さんと松田さんではあるが)やバイトチーフ星乃さんのハーメルンのクッキー売り、コラボフードのみならずアルコールドリンクまで枯らすドルステ民等々、たくさんのドルステトンチキエピソードが生まれた場でもある。

 

ファイナルトリップで振ったうちわ。

あたたかい対応をしてくださるスタッフさんも多く、本当に良い会場だった。

 


E.T.L vol.214 】

2018年2月のこのイベント。以降も小規模なイベントは開催されてはいたものの、3年の休止期間に入る前最後のイベントである。
一切説明のない天王星の皇女やサティ&マーニィのペッパー警部、語りたいものは多々あるが、一番好きなのはプライムーンのエキゾチックラバーズだった。さらに言えばここで生まれた伝説の「ティアラのみんな、お姫様になってね!」である。
まだ三日月の子孫ということ以外プライムーンという存在が何者なのかよく分かっていない中、ラストの回であの台詞をぶち込んでくる覚悟と胆力に惚れた瞬間だった。
今でもよく配信を繰り返し見ることがあるが、客席の反応を含めドルステ史の中でも五本の指に入るくらい大好きな瞬間だ。

 


【プライムーン&GS382】

彼らのことを"思い出"として語るのには多少なりとも抵抗があるので公演そのものについては記さないでおくが、2020年11月2日、約3年の沈黙を破り新作発表があった日のツイートは今でも見返すことがある。
コロナ禍真っ只中、やっとプレイムーンが何者なのかわかるという高揚感と、ドルステに再会できるという興奮、そしてコールができないなら光量を多くするまでだ!と続々と光るマスクの購入報告が上がる異様なTLだった(褒めてます)。

 

 

だいぶ片寄りが出てしまったが、ひとつひとつが「ドルステとわたし」の軌跡であり、その出会いが奇跡である。
本当はここでは語り切れないほどの思い出があるが、懐古編はここまでにしておく。

 

2022.6.8 東屋